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少数私募債投資詐欺を防ぐための2つキーワードとは?

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こちらの記事に書いてある詐欺手口の防止法を考えてみましょう。少数私募債の制度を悪用した詐欺は最近増えているそうです。この類の無法者から自己の資産を守るために、少数私募債のシステムを少し学んでおきましょう。

少数私募債を募集する行為自体は違法行為ではありません。問題なのはその勧誘方法です。突然、今まで聞いたこともない会社から電話、ダイレクトメール、電子メールで少人数私募債の勧誘をされたら要注意です。この種の私募債は、50人未満の人しか勧誘することができませんし、経営者の特別縁故者に限って募集されるものです。

「あなたは49人の一人に選ばれた幸運な投資家です。」などと歯の浮くような口調で御世辞を垂れ、強引に勧誘するのが詐欺師のテクニックなのです。

資産家の連絡先リストを手に入れ、片っ端に連絡を入れて騙しやすそうな人を物色しているだけですが、私募の主旨を逸脱して広く出資者を募る、この行為こそが違法行為です。魅力的なリターンを提示されると、ついついその気になってしまうのが投資家の性(さが)ですが、高利息・元本保証の債券があったらわざわざアカの他人に紹介するでしょうか?

その会社の社長が銀行からお金を借りてでも自社で購入するのが常識ではありませんか。最も簡単な詐欺会社の見分け方を伝授しておきましょう。

キーワードは、「横文字のお洒落な会社名」「上手過ぎる話」の二つです。これは、二枚目で話が上手な男に結婚詐欺師が多い事実と同次元の論法です。少数私募債詐欺の疑いをかけられているX社は、既に自己破産してしまっているようですので、今後被害者の投資資金回収は困難を極めることでしょう。

一部の被害者が提訴しているようですので、裁判の行方も気になる処ですが、完全に解決するまでにはまだまだ時間を要することでしょう。昨今の投資詐欺の横行は、金融当局の対応の遅れも一因ですが、騙された方の投資家は自分自身に隙がなかったか、反省する必要もあるでしょう。行政や警察は取締りはしてくれますが、貴方の財産までは守ってくれないのです。