改めて見てみると「ふざけている」としか思えない、大神源太率いるジー・オーグループによる投資詐欺事件。

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1996年頃から活動を開始したジー・コスモス・ジャパン、代表の大神源太の存在はインパクト大でした。

TVでもその姿は取り上げられタレントのように感じさせるものがありました。
ジー・コスモス・ジャパンの手口は、今でいう「ドロップシッピング」のニセモノのようなカンジです。

自分の気になる商品の広告をする(広告費を払う)—その広告を見た人が購入する—その売り上げの額によって配当金が入るというパターン。
これを「ジーシステム」と名付け、自分の商品に投資すれば高額配当が期待できると勧誘したもの。
ドロップシッピングもシステムは同じような仕組みですが、配当ではなく売り上としての利益です。
さらに「出資金が1.2倍になって戻ってくる確約エントリー」「広告活動代金」「買収設立活動代金」など、元本保証や高配当を謳い資金を集めました。
還元率120%という苦肉の策はかえって出資者の危機感をあおり、出資金の返還を強く迫るようになります。

会員約12000人から総額約480億円を集めた巨額な詐欺事件となりました。
約8000万円もの出資をした被害者もいるのです。

でもそんなことは関係なく自分はVIPにでもなったかのような振る舞いを繰り返します。
フィリピンの銀行買収や自分主演の映画制作に15億円以上も注ぎ込んでいました。
バナバの葉(フィリピン産)を原料とした「ユニバG」というお茶をCMを使って販売するようにもなりました。
海外の有名アクションスターも出演したりと自分中心のCMがいっぱいです。

2002年3月には出資法違反でグループ各社を一斉捜索、その後はグループ会社の破産宣告をする始末。
2008年には懲役18年の実刑判決が下っています。

結局自分のやりたい事をしただけの大神源太に騙された出資者は「ただ踊らされただけ」だったのでしょうか。