投資詐欺もパターンが見えてきた、手口を把握して相手の出方を見れば大丈夫? 「いざ!」という時に困らないために。

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投資詐欺もオレオレ詐欺(母さん助けて詐欺)も相変わらず被害が出続けています。

特に「金融商品」に関する詐欺は2010年ごろから認知され、被害額・発生件数も年々増加しています。
2013年のデータでも金融商品関連の詐欺被害額は約73億円となっています。
これは特殊詐欺事件で「母さん助けて詐欺」に次いでワースト2位だということです。

件数が多ければ傾向も掴めるというものです、投資詐欺のパターンもだんだんとつかめるようになりました。

*** 主に勧めてくる商品など

・未公開株の取引:(未公開株とは株式市場に上場されていない状態の会社の株です)
未公開株の取引ができるのは認可を受けた証券会社などに限られるのでカンタンには売買はできません。

・社債の取引:(返済の義務があるその会社の発行した債券)
国債=国の借金だといわれるように、社債も株式とは違い「借入」として処理されるもので返済の義務を負います。
一定期間の償還期間があるので途中での売却はできないものです。

・権利の譲渡:(ips細胞、レアメタル、不動産などの開発などに関わる権利)
ニュースで話題になったりしている権利を「わざわざ自分に」勧めてもらえますかね?

・外国通貨の取引:(とんでもなく流通価値の低い通貨の取引を勧める)
聞いた事もない国の通貨から大きな利益が出ることはまず無いでしょう。
話題の「FX(外国為替証拠金取引)」でも昼夜問わず相場を監視していなければ儲けは出ないそうです。

*** よく見られるパターン

・頼みもしない案内(パンフレットなど)が届く
・今まで連絡を取った事のない会社などから何度も電話が来る
・「先着○○名様かぎりですよ」「期限間近ですよ」などと考える猶予を与えない
・「予約されています」「建て替えておきます」などと支払わないといけないような気にさせる
・「口外しないように」と口止めをさせ他人からのアドバイスなどから遮断する
・「警察の者ですがあなたのした取引が違法にあたる」という脅しをかける
(後ろめたい気持ちにさせておき、「早く解決させたい」と焦らせてお金を振り込ませる)
・「金融庁の△△課の者です」「○○証券の者です」などと聞いた事のある会社や機関を名乗る
・銀行員や外部の人と接触させないようにするため、郵送・宅配便での送金やコンビニATMからの振り込みをさせる
(郵便や宅配便は自宅まで係員が集配に来るサービスがあり、外出しないで済むので第三者との接触がありません。銀行では案内の行員が機転を利かせて送金を防ぐ事ができますが、コンビニATMではある意味無人に近いといえるでしょう)
・自宅や近所での待ち合わせによる「現金の手渡し」が最近では見られる

*** 被害に遭われる方で多いのは60歳以上の高齢者、特に一人暮らしの方だそうです。

・一人暮らしなら相談する相手も少ない。
・地域との関わりも少なければ相談相手も限られます。
・また、高齢者の方は家族や知人に相談をしづらく、一人で背負い込んでしまうので結局相手の思うようになってしまいます。
・「金融庁」「○○証券」など実在の大手証券会社や政府機関の名前を出してくるのも信用してしまうのかもしれません。

ただしいくらパターンをつかんでも、イザ!という時に活かせなければ何もなりません。
とりあえず知らない人からの電話は切る、パンフレットも案内ハガキも一切無視するのが一番ではないでしょうか。
一人で対応せず身内やご近所さん、警察などに対応してもらう事が一番なのでは?