海の向こうは投資案件が豊富? カラクリは同じ。劇場型投資詐欺集団も国際組織化する現状。

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中国を中心としたアジア圏の経済成長は目覚しいものがあります。所謂「爆買い」と言う言葉が表すように、急成長した富裕層が日本で商品購入や土地投資をしてくれる。日本経済もそうしたマネーに支えられている。
アジア圏の国々の成長によって、日本人が海外へ投資の眼を向けるのも必然。それに付け込み詐欺を企む輩も出てきます。舞台は「カンボジア」。日本の高齢者の資産を狙った手口。突然届くパンフレット。そこに書かれていた文言は…

-以下、引用

2016.2.27 21:18 産経ニュース

投資詐欺容疑、カンボジア国籍の男を国際手配

 カンボジアの不動産に絡む嘘の投資話で金をだまし取ったとして、神奈川県警など13道県の合同捜査本部が、詐欺容疑でカンボジア国籍の男の逮捕状を取り、警察庁を通じて国際手配したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
 合同捜査本部はこれまでに現地不動産会社の代理店「FIRST不動産」の幹部や従業員などを名乗る男女23人を詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕。男は同社の実質的な経営者で主犯格とみられる。同本部は39都道府県の二百数十人から計二十数億円をだまし取ったとみて調べている。
 捜査関係者によると、男は複数人と共謀して平成25年7月、神奈川県横須賀市の70代女性に、経済成長が著しいとうたったカンボジアの不動産に関するパンフレットを送り付けた。
 その後、証券会社社員を装い「代わりに買ってほしい」と持ち掛け、600万円をだまし取った疑いが持たれている。逮捕状は昨年、取得したという。

–引用ここまで 

被害対策については下記を参照下さい。
 
参照URL
カンボジア不動産投資詐欺被害弁護団 公式サイト
被害の実情ページ

http://can-higai.sakura.ne.jp/detail

以前は、ユ○セフや海外の宝くじ系のDMが何処からとも無く送りつけられて、「寄付をお願いします」「貴方が当選しました」等の文言が書かれた封書を時折目にしました。あからさまに胡散臭さを感じましたが、カンボジア不動産投資詐欺の被害実情のページ内容にもある通り、「農地の使用権」「高齢者向けのアパートメント」等、今後の需要や成長を見越し、具体性を帯びた投資の有益性を謳っています。成長を印象付けようとする実に巧妙な組織的な劇場型詐欺。
かつて、北京五輪や希少金属絡みで中国が急成長しようとする前段階で、中国企業の株を買う・投資して儲けようと言う気運がありました。現在に至る中国の成長は周知の通りですが、これから成長が見込まれるであろうアジア圏の国々。企業の展開する事業に投資すれば、儲けられるのではないか。そんな風にも想像してしまいます。実情が不明確な国、不明瞭な事業計画や投資話は充分気をつけたいものです。
投資詐欺も国際的です。日本語でも騙されてしまうのに…
朽ち果てた農地に大事な老後の蓄えが消えていく。