建売住宅の悪夢!メーカーの悪態は無くならない。未来への投資がトラブルへ。詐欺まがいの杜撰な業界の実態とは?

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新築の家「夢のマイホーム」。将来を見越した未来への投資。環境新たに新生活と充実した日々の始まり。自分の「城」を持つ夢である。それがオーダーであろうと建売であろうと抱く気持ちは皆同じである。資産としての価値も重要なファクターだ。
しかし、悪質な住宅製造会社がいる。手抜き工事、杜撰な仕上げ、最悪なアフターフォロー。一向に改善しない業界体質。実に悲しい現実が、圧し掛かる住宅ローンの重みを更に増していく。そこには、悪質な会社が持つ非常識な業界の仕組みが旧態依然として在る。。こうした問題を抱えた住宅オーナーが実に多い事に驚きが隠せない。これも言ってみれば詐欺の部類に入るのではないかと、今回取上げてみる。

–以下、引用記事(一部抜粋)

『検査会社もグル!? 建て売り「8割は欠陥住宅」は本当か』

住み替えテクニック:戸建て編【建売住宅】 PRESIDENT 2013年4月15日号
日本建築検査研究所代表取締役・一級建築士 岩山健一 構成=久保田正志

大手メーカーこそ要注意

建売住宅のうちおよそ8割は、筋交いや耐力面材の施工など、構造面に欠陥を抱えている。これは「建て売り」というビジネスモデルそのものからくる問題でもある。建て売りでは家の買い手は、建物が完成した後で初めて物件を見る。しかし構造的な問題は内外装で隠され、完成後に外から見ただけではわからない。ここに根本的な問題がある。

隠された構造的な問題が明らかになるのは、住宅を購入した人が、検査会社に検査を依頼した場合だ。建売業者はこのため、検査会社が介入することを嫌う。欠陥のない住宅が欲しければ、建築の過程から外部の検査会社を入れてチェックさせるべきだが、建て売りでは難しい。しかし最近は購入前に自ら検査会社に依頼する人も増えている。そうした場合、建て売りでは8割方の家に、構造上の欠陥が見つかるのが実態だ。

ただし検査会社の中には、建売業者と密接な関係のある業者がめずらしくない。そうした業者が検査し、「問題なし」という報告書を出した後で、当社が住人から依頼を受け、同じ物件を改めて検査したことがある。結果は、あまりにも欠陥がひどかったため、全面的に建て直し。検査と称して建築会社にお墨付きを与えているのが、建築業者と結びついた検査会社のやり方なのである。

最近は大手ハウスメーカーも開発業者(不動産業)として建売事業に進出している。しかし、大手といっても施工するのは地場の工務店なので、中小に比べてとくに品質がよいわけではない。むしろ大手の現場監督は、経験不足から施工業者に足元を見られているケースが多く、手抜きがあっても発見できないとか、見つけても強く指導できずに欠陥をそのままにしてしまう場合があるので、むしろ注意が必要だ。

–引用ここまで

個人的な経験を踏まえてお話しすると、知人にも(住宅メーカー名は伏せますが)建売住宅を購入したが、重大な欠陥が見つかり訴訟をし裁判を起こしたが、結局、(住宅メーカー)業界側の圧力に屈し敗訴となった。
私の実弟も、つい先日建売住宅を購入した。後から調べてみると、評判の良くない全国展開をしている住宅製造会社である事が判明した。実際に「新築物件」を見てみると、素人でも判る不備が数十箇所以上見つかった。もう少し言及すると、本来装備していなければならない下地が入っていない事や、しかるべき場所に水切りやコーキングを打っていない事。更に、それを施工する業者がそうしたパーツの役割を把握しておらず知識や経験が乏しい事。そして、工事を監督する現場責任者も「無資格」の素人であった事。そうして建てられた住宅の瑕疵について、地域の責任者も説明が出来ないほど無知である事や、然るべき根拠となる図面や詳細な資料を提示しない事。それ以上に約束を守らないと言う責任感の無さが浮き彫りとなった。

実際問題として、現在、その住宅メーカーからの正式な回答を待っている状態であり、欠陥についての説明を求めているところだが、電話の一本も無い。業界のルールかどうかは知らないが、会社組織として、一人の人間としてのモラルにも欠ける。

私の父親が建築業界で一級建築士「真っ当に」仕事をして来た実務経験者であり、知識も豊富であることから、新築物件として購入した住宅が「如何にいい加減なものであるか」「その住宅メーカーが如何に悪しき会社か」に開いた口が塞がらなかったという。
まさに「安かろう、悪かろう。」を地で行く話しだ。
これは、本当に身近で起きていることであり、その会社が所属するグループのテレビCM(市川海老蔵が出ていたと思うが)を観る度に腸が煮え繰り返る思いである。

購入時には、それなりに将来の資産価値(売却・貸出)も考える人は居るだろう。中国人の爆買いが流行っていた頃、北海道の土地や建物が大量に購入された。これは、実際に現地に住み、生活する為と言うよりも、投資目的で購入しているケースが殆んどだ。日本人には住宅を投資目的で購入する事やリフォームをして資産価値を上げ、転売して儲けると言う感覚が希薄かもしれないが、上記の様な「新築建売」物件の瑕疵について言えば、将来の投資の為と考えて購入する契約者にとっては、ある種の「詐欺行為」に映るのではないだろうか?

各地で起きている、こうした建売住宅をはじめとした欠陥やその対応を巡って起きている係争は本当に多く、夢を打ち砕く事案となっている。
悪質な住宅メーカーは撲滅するべきであるし、契約する側もしっかりと知識を身につけなければならないと痛感する。
悪夢はもう懲り懲りだ。