精神医療は一体誰の為のものなのか?「治したい」気持ちは無駄な投資になるのか。

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先般、厚生労働省より発表された広報によると、向精神薬の一部が規制強化の対象となった。乱用を防ぐのが目的であるが、今まで病院で処方されて、「治したい」と服用して来た罹患者は、これからどの様に対処していけば良いのだろうか?「健康な体を取り戻したい」この願い虚しく薬物依存へ精神医療も社会福祉制度も傾注していた事になる。一体これは何を意味しているのだろうか?業界ぐるみの詐欺的行為ではなかろうか?

–以下、参考資料

◆日本精神神経学会 19691220 「精神病院に多発する不祥事件に関連し全学会員に訴える」

 「世に悪徳病院、病院業者と悪評の立つ一部の精神病院と経営者はたしかに存在する。日本医師会の武見会長は、かってこのような経営者を牧畜業者と批難した。いうまでもなく彼等からみれば患者は牧場に放し飼いする牛か羊と同じという意味である。いま一連の不祥事件を眼の前にし、われわれは残念ながら、この武見放言を謙虚に聞かざるを得ない。このような病院の存在を許す環境は何か。」

厚生労働省 HPより

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000136558.html

–引用ここまで

社会には、様々なハンディキャップを持った人が居る。ハンデを克服しようと頑張る人たちが居る。病院も治療を通じて復帰へ導く。社会福祉や医療体制も支援をしている。そうした中では、表立って疾患が見えにくい精神障害やそれに類する疾患の場合、治療や回復度合いや客観評価もし難い。治療の為に投資て来た時間や納めて来た税金がそうしたハンデを持つ人達への支援に使われる事は納得の行く範囲である。しかし、その医療体制自体が「商売」の延長線上であるならば話は別だ。
今回の厚生労働省の広報発表には、病気に苦しむ人々への「治したい」と言う気持ちを踏みにじるかの様な報告は、一体何の利益を生むのだろうか?そして、社会福祉制度下で頑張って社会復帰を目指している人達は如何してこうした発表を理解すれば良いのだろうか?これは、医療業界、製薬会社の「売らんが為の」犠牲者と言える。精神疾患の増加と社会福祉行政。それに群がる医療と製薬会社。
「治したい」と願う罹患者は牧畜と化してしまうのか。