就職・転職詐欺は人生設計をブラックにする! 就職活動への投資は虚偽情報によって無駄になるのか?!

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新年度が始まって三ケ月目。新社会人の初々しさが眩しい。業務もそれとなく身につき始めた頃、ふと、自分の置かれている職場や業務の実態が分かり始める。夢と希望を胸に抱いて就職活動し、やっとの思いで掴んだ内定。そして見えて来た現実社会。「何か違うぞ!」人生の殆どを企業人として費やし自己実現を果たして行く最初の「就職」にも罠はある。

–以下、参照記事等

東洋経済 ON LINE

http://toyokeizai.net/articles/-/30300

キャリコネ

https://news.careerconnection.jp/?p=22109

*参考資料
「求人詐欺」内定後の落とし穴  今野晴貴 著 (幻冬舎・2016年発刊)

http://www.gentosha.co.jp/book/b9623.html

–参照ここまで

筆者も転職経験者であるが、仕事をしながら新たな職を見つける活動には多大な労力を要する。日々の仕事や生活に追われ、疲れ果てた状態では冷静な判断が出来ない。気持ちが落ちた状態で方針を決めて行くのは道を誤る要因となる。良くある話と言えばそれまでだが、求人票には募集側にとっての「不都合な事」は書かれていない。事実、基本給に残業時間分が含まれている様な事は常態化している。バイトも然りである。そして、求人票を掲載する側も、そうした詐欺的な記載を取締れない現状がある。公共職業安定所の求人票も政府の言う「有効求人倍率」に貢献せねばならない「ノルマ」が見えるし、ある意味で「トライアル雇用制度」もそれであろう。これは制度上の問題であるし、就職・転職サイトの場合は、広告料等も絡んだ取引が絡みクライアントの意向に沿うしかないのが現状だから、分っていても取引上単なる「広告」に過ぎない扱いしか出来ないのだ。

昨年、大手広告代理店「電通」の新入社員が過労自殺した事件は、こうした問題に一石を投じた。新たに職を探し、安定した生活や自己実現をしようと考える求職者にとっては、「やりがいと生活」は非常にシビアな問題となる。応募できる年齢やスキル、フトコロ事情を考えると余り悠長な事も言っていられない人達も居る。そこへ心理的に漬込むのが「求人詐欺」であろう。

帰結として、そうした「求人詐欺」を見抜く手段は皆無に等しいが、納得いく形で就職・転職活動をしたいと言うのが本音だ。人生設計を確かなものにするのが就職活動(時間的・物質的投資)だとするならば、リターンの大きい実りある成果を求めるのは当然だ。しかし、その窓口となる資料や提供機関が(知ってか知らずか)曖昧模糊とした情報を与え、求職者の人生設計に悪影響をもたらすとしたら、それは詐欺的な行為と言わざるを得ない。

「時は金なり」と言うが、人生は長いようで短いのだ。
後悔しない人生を送る為に、情報はしっかりと精査したい。また、厚生労働省、労働基準監督署、ハローワークにも更なる指導・監督をお願いしたい。
不正の無い、正直者が騙されない社会になって欲しいものだ。