随時募集!!!に騙された。「上手い話」に御用心!?

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募集には色々な種類がある。
労働求人、旅行者、各種セミナー、大学・高校受験等もそれにあたるだろうか。

先日破綻した旅行会社「てるみくらぶ」は、莫大な債務を負っている。
被害に遭われた方へは、支払金の一割程度しか返還が無いと言う。
これは、旅行に行きたい気持ちを踏みにじった形で、破産はかなり以前
から分かっていた話なのだろうが、募集を続けた意図・理由は一体何だろうか。

–以下、参考記事–

格安旅行「てるみくらぶ」破産 9万人影響か 渡航中止呼びかけ
産経新聞 3/28(火) 7:55

破産手続き開始に関する記者会見で謝罪する旅行会社「てるみくらぶ」の山田千賀子社長=27日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)(写真:産経新聞)
 東京地裁は27日、「格安」をうたって海外ツアーのオンライン販売を手がけていた旅行会社「てるみくらぶ」(東京)の破産手続き開始を決定した。代理人弁護士らによると、破産の影響は契約者数で3万6千人、計99億円。実際に影響を受ける顧客数は約9万人に上り、旅行が中止に追い込まれる恐れがある。負債額は約151億円。同社をめぐっては顧客から「航空券が発券できない」などと苦情が相次ぎ、観光庁が26日、旅行業法に基づき立ち入り調査を実施した。
 国土交通省で会見した山田千賀子(ちかこ)社長は「多大なる迷惑をかけて申し訳ありません」と謝罪した。同社は旅行代理店への債務を支払うことができず、ホテルや航空券などを既に予約した顧客はサービスを利用できないため渡航中止を呼びかけている。
 既に渡航している顧客は現地で追加費用を要求される場合がある。ハワイ、韓国、欧州の渡航者が多く、23日時点で約3千人が渡航しているという。
 同社は平成10年設立。ネット販売の競争激化に伴い、2年前から新聞などに広告を出していたが資金繰りが悪化した。円安で海外への外貨建て支払いが膨らんだことが追い打ちとなった。
 札幌、名古屋、大阪、福岡に支店がある。
 問い合わせは日本旅行業協会事務局((電)03・3592・1252)。

–引用ここまで–

不況が続く中、筆者も含めて「募集」と言う言葉に敏感になっている。
仕事を探すと言う部分の「募集」もそうだろうが、待機児童問題を含めた
「募集」も切実なものがある。
その半面で、過重労働・サービス残業・過労死・自殺の問題はここ何十年と
問題になっているし、法整備が遅れている事に加えて、全く改善の兆しが無い事も
「先進国」として恥ずかしい現状がある。

–以下、参考記事–

兵庫・姫路のこども園、閉園へ 県の認定取り消しで4月以降「やっていけない」
神戸新聞NEXT 3/27(月) 18:40

さまざまな保育の不正が明らかになったわんずまざー保育園=姫路市飾磨区加茂
 不適切な保育実態が明らかになった兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」の代理人は27日、同園の小幡育子園長が4月以降に閉園する意向であることを明らかにした。園児の保護者に金銭的な補償を含めて謝罪する方針を示し、不正受給した公費も金額が決まり次第、返還に応じるという。

 神戸新聞社などの取材に応じた代理人弁護士によると、小幡園長とは26日に同市内で面会。新年度の運営を尋ねると、「(認定取り消しは)当然のことと受け止めている」とし、「取り消されればやっていけない」と答えたという。
 認可外として継続したい思いはあるが、「断念せざるを得ない」と述べたといい、小幡園長は憔悴したような印象だったという。
 代理人は今後、園児や保護者に対する具体的な謝罪方法を小幡園長と協議。同市の公金返還請求にも応じ、無給勤務などの不当な雇用条件で勤務していた保育士の補償も、労働基準監督署と協議を重ねて解決を図るという。
 同園の正規の園児ら46人は、別の保育園に移ることなどが既に決まっており、県は3月中にこども園の認定を取り消す方針。
 同園を巡っては、兵庫県と同市の特別監査で、保護者と直接契約し、定員を超える園児を預かっていたことが発覚。保育士数を実際よりも多く報告し、公費を不正受給したほか、園児に提供する給食の量が少なかったことなどが問題視されている。(金 旻革)

–引用ここまで–

不正を冒してまで、入園児を受け入れ、給食もまともな量を与えず、園長の
フトコロに入れていた事件も、また性質は同じだろう。そこには「預かってくれるだけマシ」
という切実な思いがあるのだろう。預かってくれなければ仕事に出る事すら機会として
失われてしまう。生活は苦しくなるばかり。

負の循環である。

現状は、経済事情も含めて非常に厳しく、生活は豊かではない。
一度、トラックアウトしてしまったら、二度と戻れない危機を孕みながら
、危険だと知りながら「募集」の言葉に流されてしまうのだ。
慎重に考えれば、労働市場のパイは減少しているし、成長はしていない。
にも拘らず、有効求人倍率は「改善」としている。けれど、現実はそうではない。
そういう実感すらない。
あらゆる経済政策は津々浦々まで、届いているのだろうか。
我々の支払う税金・保険料は、本当に必要な人達の生活を支えるべく
使われているのだろうか。
投資詐欺というテーマからは離れて行くが、大きな意味では政府・官僚・官庁・
利権に翻弄される国民の悲痛な嘆きが聞こえてくるようでならない。

「騙された!」と「上手い話」に御用心。