個人が駄目なら事業者を騙す。確実な投資で宣伝効果抜群? 実に巧妙なイベント企画詐欺は、参加者に「おいしい」メリット一杯?

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年末年始は飲食・サービス業界も活況を呈す。賞与が出てイベント事が盛り沢山。
気分的にも盛り上がって来る。財布の紐も自然と緩む。「この時期位は贅沢しても良い」
そんな気分だ。しかし、年始の行事が一段落した2月は何事も「厳しい冬」の様相だ。
そこに付け込んだイベント企画。参加したい業界関係者は何の抵抗もなく参加申込する。
そして騙されるのだ。

商売上、取り扱いの商品によっても異なるが、年中忙しい訳では無い。
閑散期と繁忙期があるのだ。文字通り繁忙期は何をしなくても忙しい「書き入れ時」と言える。
困るのは閑散期の方で、何かアクションを起こさないと売上が立たない。世間的なイベント事の
流れを見ても、せいぜいバレンタインデー位だ。商売の定説みたいに「2・8は厳しい」となって仕舞うのだ。
今回の事件は、そうした時勢とそこが弱みの飲食業界を舞台にして発生した。それも、これから業績を伸ばして行きたいと願う
まだ若い企業が宣伝効果=売上アップしたいと思う心理に付け込んで、巧妙に仕掛けた罠だった。

–引用記事

「グルメンピック」出店料だまし取った疑いで男4人を逮捕
2017.6.3 22:37 産経新聞

「グルメンピック」の開催をうたうホームページ

 2月に東京と大阪で多数の飲食店を集めたイベント「グルメンピック」を開催するとうたって、飲食店から出店料をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は3日、詐欺容疑で、イベントの運営会社「大東物産」(東京都中野区)の前社長、大須健弘容疑者(41)=新宿区=ら男4人を逮捕した。捜査2課は認否を明らかにしていない。
 グルメンピックは、「日本最大級の食フェス」などとうたい出店者を募集。2月に開催予定だったが、1月に延期を通知したまま開催されず、大東物産は問い合わせにもほとんど応じないまま2月に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けた。
 捜査2課によると、大須容疑者らは「既に出店枠はいっぱいだが特別枠を用意した」などと嘘をついて出店をあおっていた。出店料を払った飲食業者らでつくる「被害者の会」の弁護団によると、大東物産は約500店から計約1億4千万円の出店料を集めていたという。
 逮捕容疑は、実際には開く見込みのないイベントにも関わらず、昨年11月~今年1月、千代田区と大阪市の飲食業者から出店料計約65万円をだまし取ったとしている。

引用ここまで—

記事を読んで頂けると分かるが、事件を起こした会社関係者は、「最大級の~」「特別枠~」「期間限定~」等、商売上良く使う謳い文句と、
実際に使用する予定だった味の素スタジアムの会場設営予定まで、入念に仕込んで計画を練ったのだ。
無論、詐欺行為であるから、全てが「でっち上げ」であり、集金目的だった事は事実だが、
完全にイベント参加したい企業心理の裏をかいた形で犯罪が行われた。

日本は四季折々の行事が沢山行われる。加えて海外から導入されたイベント行事も多数行われる。
今日は「〇〇の日」と銘打って、その全てを商売に絡める風潮がある。お祭り事が大好きな民族なのだ。
と言う事は、半面で騙される機会が多いのも事実だ。

はて、
来月は…何のイベントに参加する予定だったかな?
確かめて下さいね。