「当たり屋」も時代と共にネタが変わる。自動車からスマホへ。 ながらスマホは格好のターゲット?!自衛策はモラルの問題か。

6ffdc308d0313afd32ca9f92b4bd525f_s
特殊詐欺とは一線を画すが、古典的な詐欺手法は相変わらず、手を変え品を変え発生している。特に海外ではそうした「伝統的」な手法が根強く残っている。当り屋もその一つで、昨今動画などで注目を浴びたのは、中国人が停止中の自動車に向かって走って行き、体当たりする「当り屋」である。日本でも少数派になったが自動車でぶつかってくる当り屋も時折犯罪として発生する。要するに治療費なり、修理代なりを払えと脅すのである。
時代は変わり、車からスマートフォンへと品が変わった。手元にある「高級品」は身近なネタの様だ。

2017.7.30 21:00 産経ニュース

自らぶつかって修理代請求…「スマホ当たり屋」にご用心(1)

 スマートフォンの利用が普及する中、スマホを見ながら歩いている人を目がけて体当たりする暴力行為や、故意にぶつかって自分のスマホを落として修理代を請求する「スマホ当たり屋」と呼ばれる新手の犯罪が全国で相次いでいる。捜査関係者によると、東京都内でも昨年以降、当たり屋被害が連続して発生しているという。誰もが当事者となりうる身近な犯罪で、警察当局も警戒を強めている。(緒方優子)
 7月19日、神戸市中央区のJR三ノ宮駅のホームで、スマホを見ながら歩いていた50代の女性が体当たりされ、転倒する事件があった。女性は後頭部を強く打ち、頭の骨を折る重傷。その後、傷害容疑で兵庫県警に逮捕された60代の男は「女性が前を見ていなかったからぶつかった。相手が悪い」などと供述した。だが、駅の防犯カメラには、数メートル手前から方向を変え、女性に向かっていく男の姿が写っていた。
 インターネット掲示板などでこうした行為は「体当たり」と呼ばれ、「歩きスマホをする人のマナーを正すための注意喚起だ」などと称賛するようなコメントが目立つ。中には「体当たりするの楽しい」などと暴力をあおるような内容も見受けられる。
 
*以下、関連ページ

http://www.sankei.com/affairs/news/170730/afr1707300011-n1.html 

–引用ここまで

関連記事までお読み頂ければ分かりますが、歩きスマホが横行する中で、考え出された手口である。一般的には修理代を請求するパターンが多いらしいが、スマホの画面が割れた事と(下手をすると)体に怪我を負ったとして治療費を脅し取ることもあるようだ。

自動車からスマホへ。スマートフォンの場合、その使用料金(月額支払料)の高低が話題に上るが、実は機種単体でみれば、高い物では10万円近い「高級品」なのである。修理代も部品単価が高く、全体の費用も嵩む。そうして考えれば、絶好のカモとして歩きスマホユーザーは狙われてしまう。
歩きスマホが法律で禁止されるかどうかは分からないし、モラルの問題とも言えなくはない。「ながらスマホしているお前が悪い!」と難癖をつけて来ても、何も言えない風潮になるかもしれない。

そうなると、詐欺となるかモラルの問題となるか微妙になってくるのだと思う。
さて、どちらが悪いのか。考えてみたい。