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投資経験の豊富な高齢投資家が狙われる未公開株詐欺

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一時期話題となった未公開株詐欺についても記しておきましょう。この詐欺は投資経験の豊富な高齢投資家が狙われるのが特徴です。次の事例は劇場型の未公開株詐欺の手口です。まず、投資会社A社から未公開株購入の勧誘電話があり、その後会社概要が記されたダイレクトメールが投資家の購入意思に拘わらず送られてきます。

その期を図ったかのように別会社BからA社の株を高値で譲って欲しいとの連絡が入り、B社はA社の将来性と高値で買い取る理由を強く訴えます。B社の話術に翻弄された投資家は、ついA社の株を購入してしまい、B社勧誘員にいわれるまま高値で買い増してしまいます。一定の株数になった時に、投資家からB社に買い取りを依頼すると、時既に遅くB社とは連絡が取れない状況になっています。

これは、「第三者から評価されると将来性があるのではないかと勘違いしてしまう投資家の心理」を巧みに利用した劇場型詐欺です。A社とB社が結託して騙したのは明らかですが、このような巧妙な手口は最近増えているそうです。

被害を防ぐ方法としては、第一に株を発行する会社の業務内容をよく調べることです。証券取引所に上場している会社なら事業内容、財務内容、株の時価総額などを公開していますので、信用するに値するか、今後伸びていくか簡単に判断することができます。しかし、未公開株は非上場企業である場合が多いので、安全性を調査する手段がありません。どうすれば非上場企業の信用調査が可能かについては、「投資詐欺を防ぐ方法3」の項で詳細に記すことにしましょう。

第2に未公開株の勧誘を電話で受けたら、金融庁に登録されている業者どうか確認してください。なぜなら、未公開株の購入を登録業者が電話勧誘することは絶対にあり得ないからです。

第3に話が上手過ぎる、騙されているかな?と感じたら日本証券業協会が開設している未公開株通報コールに電話して下さい。専門家に相談することで被害を最小限に止めることも資産を守る良き方法なのです。